Noveller 軽井沢タイムズ

気軽に知る/気軽に読める/気軽に書けるラノベサイト

良明のお母さん

「はーい、どちら様ですか」

ゆみが玄関のベルを鳴らすと返事があった。

「日本語だよ、日本語わからないの?」

黙っているゆみに椎名が聞いた。

「ううん、わかる」

ゆみだって日本人だ。日本語少しはわかる。

英樹の言う通り、良明君は日本人だった。

先生の言っていた中国人ではないようだ。

「あの、ゆみと申します」

ゆみは、インターホンの相手に答えた。


プロフィール

返信をつぶやく

返信をつぶやくには、ログインしてください。Novellerアカウントの作成はこちら

読進社書店 新刊コーナー

Copyright © 2016-2023 Noveller 軽井沢タイムズ All Rights Reserved.

Produced by 読進社 | 利用規約 | プライバシーポリシー.